ネットやら新聞広告やらでもこの手の広告がたくさん出ています。
「公的機関や銀行、消費者金融より借入れをする際、金銭消費貸借契約に必要な連帯保証人をご紹介いたします」
同じようなもので、車やら住宅のローンの連帯保証人だとか、マンションの賃貸契約・就職の際の身元保証人を紹介する、というものもあるようですね。
本当であれば、多重債務者にとってはまさに救いの手でしょう。
借金だらけで信用状況がボロボロで、どこの金融業者からも相手にしてもらえない人間はたくさんいるわけで、保証人がノドから手が出るほと欲しいもんです。
そんな人たちが、こういった広告を見て飛びついてくるわけです。。
が…
詐欺です。
借金によって冷静な判断力を無くした債務者からお金を騙し取ろう、というだけです。
ちょっと、冷静になって考えてみてください。
そもそも、連帯保証人とはとても責任の重いものです。
通常の保証人なら、債権者から請求されたときに、
「まずは主債務者(金を借りた本人)に請求してくれ!」
と言える権利(「催告の抗弁」)や、
「主債務者の財産を先に差し押さえてそこから回収してくれ !」
と言える権利(「検索の抗弁」)を有しています。
しかし、連帯保証人にはこれらの権利はないです。
そのため、主債務者の返済が遅れ、債権者が「直ちに全額一括で支払え!」と連帯保証人に請求をしてくれば、連帯保証人はこれを拒むことはできません。
払わなくちゃいけないんです。
また、連帯保証人に対しては、主債務者が返済を怠らなくても、貸し手(債権者)の判断で自由に連帯保証人に返済を請求できるんです。
大ざっぱに言えば、連帯保証人になるとは、自分がお金を借りたのと同じような立場に立たされるんですね(厳密に言えばいくつかの違いはあります)。
そのため、自己破産を申し立てる人のおよそ10人に1人は、他人の保証人や連帯保証人になったことが原因となっています。
連帯保証人とは、それだけ責任の重いものであり、ましてや顔も知らない全く赤の他人の連帯保証人になろうという人がいるのでしょうか?
いるとしたらどういう人なのでしょうか?
国内保証援助会
こちらのサイトをご覧下さい。
この会社は、大手のアフィリエイトプログラムと提携していることもあり、多くのサイトで広告が掲載されています。
ご覧になったことがある方もいるかと思います。
こちらは、5万円を支払えば連帯保証人を紹介してくれる、という謳い文句で営業しています。
う~ん。。
確かに、紹介してくれますよ。。。多重債務者を。
借金まみれになり信用も全く無い(ヘタすれば破産者)、連帯保証人として全く役に立たない連帯保証人を紹介してくれます。
しかも、一人紹介ごとに5万円なんで、
「この人では融資の審査に通らなかった」
と言っても、新たに他の人を紹介してもらうためにはさらに5万円かかります。。
さらに言えば、この手の「連帯保証人を紹介します」だとかいうサービスを利用して、「お金を借りれた」という話しは聞いたことがないです。
まぁ、冷静な判断力を無くした多重債務者からお金をむしり取ろう、ということですね。。
こんな商売するほど、人間腐りたくないもんです。
「公的機関や銀行、消費者金融より借入れをする際、金銭消費貸借契約に必要な連帯保証人をご紹介いたします」
同じようなもので、車やら住宅のローンの連帯保証人だとか、マンションの賃貸契約・就職の際の身元保証人を紹介する、というものもあるようですね。
本当であれば、多重債務者にとってはまさに救いの手でしょう。
借金だらけで信用状況がボロボロで、どこの金融業者からも相手にしてもらえない人間はたくさんいるわけで、保証人がノドから手が出るほと欲しいもんです。
そんな人たちが、こういった広告を見て飛びついてくるわけです。。
が…
詐欺です。
借金によって冷静な判断力を無くした債務者からお金を騙し取ろう、というだけです。
ちょっと、冷静になって考えてみてください。
そもそも、連帯保証人とはとても責任の重いものです。
通常の保証人なら、債権者から請求されたときに、
「まずは主債務者(金を借りた本人)に請求してくれ!」
と言える権利(「催告の抗弁」)や、
「主債務者の財産を先に差し押さえてそこから回収してくれ !」
と言える権利(「検索の抗弁」)を有しています。
しかし、連帯保証人にはこれらの権利はないです。
そのため、主債務者の返済が遅れ、債権者が「直ちに全額一括で支払え!」と連帯保証人に請求をしてくれば、連帯保証人はこれを拒むことはできません。
払わなくちゃいけないんです。
また、連帯保証人に対しては、主債務者が返済を怠らなくても、貸し手(債権者)の判断で自由に連帯保証人に返済を請求できるんです。
大ざっぱに言えば、連帯保証人になるとは、自分がお金を借りたのと同じような立場に立たされるんですね(厳密に言えばいくつかの違いはあります)。
そのため、自己破産を申し立てる人のおよそ10人に1人は、他人の保証人や連帯保証人になったことが原因となっています。
連帯保証人とは、それだけ責任の重いものであり、ましてや顔も知らない全く赤の他人の連帯保証人になろうという人がいるのでしょうか?
いるとしたらどういう人なのでしょうか?
国内保証援助会
こちらのサイトをご覧下さい。
この会社は、大手のアフィリエイトプログラムと提携していることもあり、多くのサイトで広告が掲載されています。
ご覧になったことがある方もいるかと思います。
こちらは、5万円を支払えば連帯保証人を紹介してくれる、という謳い文句で営業しています。
う~ん。。
確かに、紹介してくれますよ。。。多重債務者を。
借金まみれになり信用も全く無い(ヘタすれば破産者)、連帯保証人として全く役に立たない連帯保証人を紹介してくれます。
しかも、一人紹介ごとに5万円なんで、
「この人では融資の審査に通らなかった」
と言っても、新たに他の人を紹介してもらうためにはさらに5万円かかります。。
さらに言えば、この手の「連帯保証人を紹介します」だとかいうサービスを利用して、「お金を借りれた」という話しは聞いたことがないです。
まぁ、冷静な判断力を無くした多重債務者からお金をむしり取ろう、ということですね。。
こんな商売するほど、人間腐りたくないもんです。
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コメントの投稿
記事ランキング
お金払ったら電話つながらなくなります。
匿名で失礼します。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/hanhinkon/
国内保証被害者の会ホームページです
2009年9月10日には、反貧困ネットワークなどで有名な、宇都宮健二の東京市民法律事務所にて、
関東一円から国内保証援助会被害者7名、青森ライフリカバリー被害者の方も飛び入り参加で集まり、
2度目の国内保証援助会被害者対策会議が行われました。東京市民法律事務所の木下弁護士、
追い出し屋対策会議で有名な代々木法律事務の林治弁護士、全国青年司法書士協議会常任幹事の秋山様、
消費者機構日本からは佐々木弁護士、そして、第一次集団訴訟報告として近藤弁護士と錚々たる顔ぶれで
マスコミの注目する中、被害者の皆様にその体験を語っていただきました。
国内保証援助会対策事務所の設置、被害者ダイヤル110番の設置など次々と決まり、
いよいよ大詰めとなってきました。
国内保証援助会では、一件5000円で、国内保証援助会の保証人に
登録してしまったために、700万円の返済を迫られるといった
深刻な被害が多数あります。
>>匿名希望さん
コメントありがとうございます。
国内保証援助会については、かなり多くの方が被害にあわれたみたいですね。。
またこちらの国内保証援助会に限らず、保証人紹介ビジネスで被害を被るケースが大変多いです。
現在でも募集しているところはありますが、要注意ですね。