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さて。
このブログでも白ロム詐欺については過去に何度も取り上げてきましたが、
その甲斐もあってかテレビや新聞などでも取り上げられるようになり、
白ロム詐欺の存在が世間的に認知されるようになってきました。
(※詳細については白ロム詐欺をご覧下さい)

各キャリアとも徐々にですが対策を取ってきており、
例えばソフトバンクでは、作成された白ロムの売買の場となっていたヤフオクで、最新機種の出品を禁止とするなどの措置を取っています。
また、全てのキャリア(携帯電話会社)において、新規契約時の複数回線の契約が厳しくなってきており、昔は1つのキャリアで一日に4回線も5回線も契約できた時期もあったのですが、現在では1つのキャリアで1日に契約できる回線数は、実質的に1~2回線のみとなっております。。

特にこの同時に契約できる回線数の制限というのが、白ロムを扱っている業者や役者にとってはけっこうな打撃となっているんですが…
今回ご紹介する手口は、その規制を逃れて複数回線を契約させよう、とするものです。


それは、「法人契約」で契約するという手口です。
「法人契約」とはその名の通り、例えば「山田○郎」だとかいう個人名義で契約するのではなく、架空の会社名義で契約をする、ということです。
「架空の」とはつまり、相手が用意した「登記簿印鑑証明書」などの書類を使って契約するということですね。
個人名義だと一日に2回線程度しか契約できないのですが、この法人名義であれば4回線は契約できてしまいます。


しかし、この法人契約での白ロムバイトについては、個人名義のものと同様の、あるいはそれ以上の危険性があります。
一番問題であるのは、それが「どういった法人名義で契約をするのか?」という点です。


例えばソフトバンクなどでは、法人契約をするためには、
・法人の印鑑登録証明書または、登記簿謄(鈔)本または、現在(履歴)事項証明書のうちいずれか1点
・来店者の本人確認書類
・来店者の社員証または名刺
これらの他に法人印鑑、通帳など、法人を証明するために多くの書類が必要になってきます。

この手口では、業者側がこれらの書類を用意するのですが、ではそれらはどういった法人のものなんでしょうか?

3パターン考えられると思うんですが、
①業者側が自分自身で立ち上げた法人
②業者が誰かに作らせた法人
③既存の会社のものを不正な手段を使って取得・作成・偽造したもの

そのいずれかが考えられますが…結論から言うと、全てが危険ですね。

についてなんですが…
実は、「法人を立ち上げて登記を行う」というのは、けっこう大変なんですよ。
ただ単に会社を立ち上げるだけなれば、税務署に開業届けを提出すれば簡単にできますが、携帯電話の契約で必要となってくるのは「法人の登記を証明するもの」ですから。
法人として登記を行うためには、定款の作成と認証、類似商号調査、登記書類の作成と申請などなど、手間と時間が多くかかります。
費用もかかります。
これを司法書士などに依頼するのならともかく、自分自身でやるためには知識も必要です。
けっこう大変な作業なんですね。

これだけ時間と手間を使って法人を立ち上げたとしても、そう多くの白ロムを作成できるわけではありません。
個人名義での白ロムバイトでは、ローン代金の返済が滞れば携帯キャリアのブラックリストに載ってしまい、即時解約を繰り返せば「即解ブラック」となってしまい無期限で携帯電話の新規契約ができなくなってしまいますが…
これは法人においても同じことなんです。
その法人がブラックリストに載ってしまえば、それ以後は新規契約ができなくなるんですね。

つまり時間と手間を使って法人を一つ立ち上げたところで、10台も20台も白ロムを作れるわけではないんです。
だから、一つの法人で多くの白ロムを作るために何をするのかというと…
法人登記簿や印鑑登録証明書などの書類を偽造したり、法人の名前や住所や証明書を変えたりして契約を申し込みます。。

もちろんこれをやると刑法上の有印私文書偽造(刑法159条)及び偽造文書行使(刑法167条)、あるいは携帯電話不正利用防止法違反で検挙されてしまいますし、窓口で怪しまれて発覚→警察に通報ということもあります。
ただ、実際に捕まるのは窓口に行った本人(バイト)ですから。。
業者にとっては、自分に足が付かないようにさえしていれば、まぁどうでもいいということなんですよね。


で、についてですが…
で、ちょっと考えて欲しいんですが…まぁこれもモロに違法ですよね。
発覚すれば、同じく刑法上の有印私文書偽造(刑法159条)及び偽造文書行使(刑法167条)、あるいは携帯電話不正利用防止法違反で検挙されてしまいます。。
また、法人側から民事訴訟を起こされる可能性もあります。
さらにこちらは実在する別な法人のものを使うということで、携帯電話会社から料金の明細だとか支払いの督促など、法人側に何らかの連絡が行けば偽造が簡単に発覚してしまいます。



いずれにしても、「法人名義で白ロム作成」とは、個人のものに比べても非常に高い危険性があります。
「バレなければいい」というわけではなく、機種代や手数料などもロクに支払わずに携帯電話会社とトラブルになる可能性が非常に高く、個人での契約に比べても偽造が発覚する可能性が高いです。
たかが数万程度の現金のために、そのようなリスクを抱え込むのは非常に愚かと言わざるを得ません。

また「法人名義で契約」とのことですが、あくまでも携帯電話を契約しに行くのは白ロム作成をする自分自身であり、そこでは法人を証明する書類なども必要にはなりますが、それと同時に窓口に行った本人の確認書類(免許証や健康保険証、住基カードなど)も必要とされます。
確実に、自分の住所や連絡先などが携帯電話会社に知られることになります。



業者は、安心させるために色んなことを言ってくるかと思います。
「絶対にリスクは無い」
「あなたに連絡が行くことは無い」
「絶対にバレない」
そんなことを言っているかと思います。

決して信用してはいけません。
業者の説明を信じてしまったばかりに、多額の請求に苦しんでいる人、自己破産寸前まで追い詰められている人、家族を失った人。
私自身、多くの人からの相談を受けてきました。

業者が本当に欲しいのは、あなたからの信用などではありません。
あなたの利益など、あなたの今後のことなど、あなたの人生など、はっきり言えば業者にとってはどうでもいいのです。

白ロム作成のバイトは、決してやらないでください。
掲示板などでこのような書き込みを見かけても、決してコンタクトを取らないでください。

キーワード検索 : 危険な裏バイト

今でも大きな社会問題になっていますよね。アスベスト。
3年ほど前からアスベスト(石綿)による健康被害が大きく伝えられるようになり、今でも多くの方が肺がんや中皮腫、石綿肺などで苦しんでいます。


アスベストの使用自体は1975年から禁止されているのですが、それ以前に建てられた学校や工場、ビルなどの建物の中にはアスベストを使用しているものも多くあります。
こんな感じですね↓



このアスベストなんですが、そのままであればそれほど危険性はありません。
要は空気中に飛散した(飛び散った)アスベストを肺に吸い込むことが問題なわけで、建物?建材を粉砕しない限りアスベストは飛散しないからです。

一番危険なのはアスベストを使用した建物を解体するときなのですが、
それ以外でも例えば建物が古くなって劣化してきたとき、あるいは内装工事や改装工事などを行う時にもアスベストが飛散する危険性があります。

だから今、アスベストを除去する作業を行う業者が増えているんですが…。
今回ご紹介する裏バイトは、そのアスベスト除去の前段階として、建物に含まれているアスベストを調査する仕事ですね。。



?スキマビジネス
  ○ttp://sbiz.jp/joho_l.html
?ビジネスサプライ研究機構
  ○ttp://www.asahi-net.or.jp/~yy7t-tmr/dairiten-bskk/l.htm
こんなところで募集されていますね。
(○を「h」に変換してアクセスしてください)

作業に伴う危険性は無し。
経験不問、専門知識不要、資格も不要。
全国どこでも可。
作業内容はサンプル収集のみの簡単なもの。

これで何と報酬は1件あたり1万5千円。
一日に6件程度はこなすことができるので、最大で一日あたりなんと9万円!にもなります。


…って、本当だったら凄いですよね。
本当にこんな仕事があったら。。

こちらのHPですが、「全国から検査員を募集しています」と書いているので、一見するとアスベスト検査員の仕事を募集しているのか、と見えます。
が、そうではありませんね。。
内容をよ~く読んでみると、
「ん?おかしいな?」という箇所だらけなんですが…。


このアスベスト検査員の仕事は、どこからの企業や団体から雇われて仕事をするものではありません。
アスベスト除去の専門企業と『提携』して仕事をするものらしいですね。
提携した業者からサンプル採取の仕事を回してもらい、それを行って初めて報酬をもらえるものです。

だから、まずはそのアスベスト除去の企業と提携しなければ全く話しになりません。
ただ、この検査員に登録するためには、登録費用として10万円もお金を払わなければいけないのですが、たとえその10万円を払ったとしても確実に提携できるわけではありません。


上記のサイト、「スキマビジネス」のページの下部のほうに「C~M項目は特定有力企業との提携斡旋」という一文がありますね。
このアスベスト検査員は、サイト内で「L項目」に分類されています。
ということはつまり、この検査員の登録費用である10万円を払ってやってくれるのは、アスベスト除去業者との提携の『斡旋』までなんですね。

斡旋というのは、あくまでも両者の間に立って仲を取り持つだけで、提携することを確実に保証してくれるわけではありません。。
つまり提携を断られることもある、ということです。
また、仮に提携できたとしても、自分のところに確実に仕事が回ってくるのか、また仕事をこなしたとして1件あたり15,000円以上の報酬が確実にもらえるのか、何ら保証してくれるわけではありません。

そもそも、何の知識もない素人に単純作業をさせるだけで、1件あたり15,000円も支払う会社など果たして存在するんでしょうかね。


サイトの左下にある「特定商取引の表示」の中に、
「商材が、情報販売の為、クーリングオフの適用はありません」と書かれています。
金を払った人が約束通りの仕事がないから金返せ、と文句を言っても、「うちは情報を提供するのが仕事で、それから先はあなたの責任だ」としらばっくれるつもりなのでしょう。

腐ってますね。

キーワード検索 : 話題の裏バイト

最近なんですが、学生さんからの相談のメールがやたら多いんですよね。
大抵は「お金がないのでいい仕事を知っていれば教えてくれませんか?」
という内容なんですが、やはり入学や進学で色々と出費がかさむ時期ですからね。。

高額なアルバイトをしたいけど、学生というだけで断られたり、低い時給を提示されたり…。
他にも人それぞれ色んな制約があるので、なかなか思うようにいかないことも多いんですよね。。


そういった学生さんは要注意ですね。。
特にこの時期だから多いというわけではありませんが、闇サイトの掲示板にこんな内容の書き込みを見かけることがあります。

(闇サイトでの実際の書き込みをキャプチャーしたものです。相手の連絡先はボカシ処理をしています)
書類整理の裏バイト1

他にも色んなバリエーションで募集されているんですけどね。
書類整理の裏バイト2

この求人の特徴としては…
・年齢が18~26歳まで
・仕事内容が書類整理、事務作業、簡単な電話対応、サイト投稿業務など
・給料が日払い
・提示する給料が4万円程度

こんな感じですかね。


「書類整理や事務仕事で一日4万円」なんて、いかにも胡散臭いんですね。
全くその通りです。
実はこれ、学ロン詐欺の書き込みなんですよ。

学ロン詐欺については、古典的なもので既に有名な詐欺の手口なのですが、ご説明しておきましょう。


ブログをご覧になっている方は、学生ローンというものをご存知でしょうか?

「学ロン」と略して呼ばれているんですが、都内の主に高田馬場などにあります。
消費者金融などでは収入が無ければ返済もできませんので、基本的に学生にはお金を貸してくれません。
が、学ロンではその名の通り、学生でもお金を借りれてしまうんですよね。
当然ながら借りれる金額は少ないんですが(10万だとか20万程度)、学生証一つあれば担保や連帯保証人も不要で、未成年でもお金を借りれてしまうんですね。


これに付け込んだのが、学ロン詐欺です。
学生ならば、普通は学生証を持っていますし、学生証を持っていれば学ロンでお金を借りることができます。
学生を「簡単な事務作業」「日払い3万円」「即金で払います」などと甘い言葉で誘い出し、学ロンでお金を借りさせてしまうんですね。

手口としては、
「返済は私のほうで確実にしますので、あなた名義で学ロンからお金を借りてきてください」
「借りたお金をうちの会社のほうに投資してもらえば、投資額の○%をすぐに支払います。返済のほうはうちで必ず行います」
こんな説明をし、さらにはご丁寧に借用書なども作成して信用させ、学ロンを回ります。。
求人募集に掲載されている「書類整理」「事務作業」というのはお金を借りるための書類を作る、ということなんですね。。



もちろん、返済などされませんね。
他人名義の借金など、返済するわけがありません。

1回2回は返済しますが、大抵はその後は返済されず、連絡も取れないようになります。
学ロンから借りたお金も、自分名義で借りたものであるので返済も自分でしなければならないようになります。。
色んなサイト・掲示板で被害者が何とかお金を取り戻せないか議論されていますが…正直なところ厳しいですね。

作成した借用書や念書も意味はありません。
多くの場合では、例えば借用書の返済期日が明記されていなかったり、契約期日が明記されていなかったり、とにかく借用書として必要な要件があるんですが、それをちょっとだけ省いて作ったりするので…。
法的な効力が発生しないよう、意図的にそういう作り方をするんですね。。
知識が無ければ、まず分かりませんからね。


また、個人間で作った借用書だけでお金を取り戻すのは難しいです。
借用書には、強制的に貸したお金を取り返す法的な効力というのは実はありません。
借用書は、あくまでも「お金を借りた」という証拠に過ぎないので、裁判をして勝訴判決をもらわない限り、相手から強制的に貸したお金を回収することは不可能です。

そもそも例え裁判を起こして勝訴したとしても、相手に返済する能力が無ければ全く意味ありませんしね。
被害額もそれほど大きくはならないため、泣き寝入りするパターンがほとんどですね。。


大して努力もせずに、簡単に大金を掴めるようなうまい話しは、この世のどこにもありません。
最近では学ロン詐欺だと分かりにくい求人書き込みも増えていますので、要注意ですね。

キーワード検索 : 危険な裏バイト闇サイト求人あの仕事の裏側

薬物売買の問題については、以前の記事でも触れたことはあるんですが
(衝撃!ダイエットサイトで麻薬売買)
今日はまた改めてこれについて書いてみようかと思います。


というのも、この薬物売買の問題を本格的に調べてみて驚いたんですが…
薬物売買の場となっているサイトや掲示板って、実はとても多いんですね。。
正確なサイトの数は私も分からないんですが、ざっと数えただけでもおよそ300サイト。
まだまだ調べ切れていない部分もあるので、この数字はもっと増えると思います。

300サイトといってもそのほとんどは携帯向けのサイトで、その中でも規模の大小はあるのですが、規模が大きいものでは一日に100件近くの「売ります」「買います」といった書き込みがされていましたね。
全てのサイトを合わせると、毎日一体どれだけの薬物売買の書き込みがされているか…
寒気がしますね。


また、そのサイトの形態にも驚かされました。
あまりにも堂々としているんです。

薬物売買サイトと言えば、入り口を分かりにくくしていたり、パスワードを設けて簡単には閲覧できないようにしたり、また一般の人に分かりにくいように細工したりだとかいったように、警察の摘発の目を逃れて隠れてやっているものだ、と想像していました。

でも、全然違うんですね。
実に堂々とやっています。


こちらは、とあるサイトに「安心なお勧め業者」として紹介されていた、売人よりの募集宣伝です。
「氷」とタイトルが付けられていました。
(氷とは、覚せい剤を指す隠語です。結晶が透明で氷のように見えることから、このように呼ばれているらしいです)



こちらも、覚せい剤の売買の書き込みですね。
(「S」も覚せい剤を指す隠語です。効き目が早いことから「スピード」などと呼ばれるようになり、その頭文字をとって「S」「エス」などと呼ばれています)

サイトのタイトルに堂々と「薬物売買」「麻薬」などのキーワードを冠していたり、「薬物売買板あります!」とアピールしていたり、またそのような薬物売買サイトを大量に集めたランキングサイトも数多くあります。

実に堂々とやっているんですね。。


もちろん、薬物売買は違法行為です。
覚せい剤を他人に譲渡したり、譲り受けて所持・使用している場合は、10年以下の懲役。
営利としてこれを行った場合は1年以上の懲役となっています(麻薬取締法)

薬物売買募集の書き込みをするだけで即検挙、となるわけではないのですが…
しかし、一日に何百もの売買募集の書き込みがされている現実を実際に目にして、あ然としてしまいました。。


腐ってますね。
(今回発見した違法なサイト・有害なサイトは全て関係機関に通報致しました)


※上記の画像はよりリアルな実態を知って頂くために、薬物売買掲示板サイトの画像をキャプチャーしたものです。
 販売者の氏名や連絡先等も全てボカシ等の処理をして閲覧できないように処理しております。

キーワード検索 : ネットの闇

こちらは、今でも闇サイトの掲示板でちょくちょく募集されている裏バイトなんですけどね。
こんな感じで募集がされたりしています。

郵便裏バイト1

郵便裏バイト2

書き込みだけを見れば、まさに夢のような話しですね。


見れば分かると思うんですが、こちらは郵便物を代理で受け取る裏バイトです。
指定された宛先からの郵便物や商品が送られてくれば、それをきちんと受け取り依頼者に引き渡すのが仕事です。
それだけで高額な報酬を謳っていますね。

大抵の場合は「届いた郵便物は絶対に開封してはいけない」などと言われるんですが、
一見すると何か「ヤバイもの」だとか違法なものを受け取ったり引き渡したりする仕事の募集であり、そのリスクの代償としてこのような高額な報酬が設定されているんだ、と思ってしまいます。



が、実際は違います。
こちらは、詐欺の求人です。

この仕事では、実際に自宅に届くのは普通の封筒であるとか色んな小包、あるいはちょっと大きめの電化製品が届くこともありますが、違法なものやヤバいものが届くことはありません。
至って普通の郵便物ですが、そこにはカラクリがあります。
この郵便受け取りの裏バイトは一種の「名義貸し」なのです。。


どういうことかと言うと、
ごくごく当たり前の話しなんですが自宅宛に郵便物が届くということは、
その郵便物の宛先の住所は自宅であり、また宛先人は自分である、ということですよね。
宛先人の名前が他人のものであれば届きませんからね。

ということは、たとえ自分は誰かの代理で受け取ったつもりであっても、傍から見れば自分の住所宛に送られた郵便物を自分自身が受け取った、ということになるんですね。。
しかも、自分自身が受け取ったはずの郵便物を確認すらせずに相手に引き渡すということは、自分自身に送られたはずのモノや重要な情報すらも相手に引き渡すということと同じことであり、「郵便物」という媒体を介して、住所と名義を貸すことになるんです。


ちょっと抽象的で分かりにくいので、具体的な例でご説明しましょう。

例えば、ネットショッピングや通販を利用すると、支払い方法を分割や後払いすれば、すぐにお金を払わずとも商品を自宅に配達してくれますよね。
もちろん、確認のために料金や支払いの明細も一緒に送ってくれますが、とりあえずは商品を送ってくれますよね。


では。
誰かがあなた名義で小型の家電であるとか携帯電話・ブランド商品などの換金性の高い商品の購入を、通販やネットショップで申し込んだとしたら…。
どうでしょうか?

もちろん、商品はあなたの住所に、あなた宛に届きますよね。。
この裏バイトでは、その商品をそのまま依頼者に引き渡すことになります。
で、それでいくらかの報酬をもらってそれでお終い…ならいいのでしょうが、忘れてはならないことがあります。
そう、料金の支払いです。

商品は引き渡すことになるんですが、依頼者はもちろん商品の代金など払いません。
いくら文句を言おうとも、支払うはずがありません。
何しろ、傍から見ればあなたの住所に、あなた名義宛に商品が届いたんですから、支払う義務があるのはあなた自身なんですから。。


「誰かの代理で郵便物を受け取る」というものでも、自分自身の名義で受け取ることになるわけですから、結局のところ「名義と住所を貸す」ということになるんですね。。



ちなみに、この郵便物を受け取る裏バイト
詐欺の手口としては通販を利用したものだけではなく、身分証明書(面接時にコピーを取ったり、口実を付けて相手に取り上げられたりします)を悪用されて、勝手にカードだとか携帯電話を作らされたりもします。
報酬も、5,000円ももらえません。


常識的に考えれば、郵便を受け取るだけで5,000円などというおいしい話しはありません。
軽い気持ちで応募すれば、莫大な借金を背負わされる結果となります。
決して応募しないで下さい。




今年中に一位を狙っています。
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先日、公的機関に書類を提出するだけで300万が手に入る?? というものをご紹介しましたが、これと同じようなものですね。

ヤフオクやサイトで売られている情報です。
私が見付けたサイトでは、12,000円で売られていましたね。。


こんな感じで宣伝されています。


公的機関で誰でも簡単に手に入る書類を提出することで、
毎月66,008円か82,510円があなたの口座に入金されます。

書類を提出し、国のとある制度を合法的に利用して毎月の収入として受け取れます。
正確には 偶数月毎に2か月分まとめて入金されます。
年額にすると、あなたの年収にプラス約70万円~90万円です。

それをあなたが生きている限り、半永久的に受け取れます。
しかし、この情報は以下の方をのぞいては本当に誰でも書類提出→申請といった流れで実行できる情報です。


===該当しない方===

・国民の義務である国民年金を支払っていない人(大量期間未納、滞納がある)
・年収がすでに継続して500万円以上ある人
・明日から入金が開始されるまでの1年半の期間が待てない人


これらの項目に当てはまらない方ならば、年額にしてあなたの年収にプラス約70万円~90万円することができます。

よ~く 考えてみてください。
一気にお金儲けできる情報ではありませんが、あなたが毎月受け取る給料に約6万円から8万円が加算されるのです。
しかもそれは半永久的にです。


基本的に20歳を超えている方ならば性別、年齢、住所、職業などに問題ありません。
一切、法に触れたりリスクを背負うことはありません。
合法です。


これは公的機関で誰でも簡単に手に入る書類を提出するだけの情報なのでパソコンは一切使いません。
また情報の販売や転売、アフィリエイトやオークションその他考えうるすべてのお金儲けとはまったく違います。





こんな馬鹿な情報買う人いるんですかねぇ?

先日の「公的機関に書類を提出するだけで300万円~」のほうは自己破産の制度を悪用するものでしたが、
今回のものは国民年金の「障害年金」を悪用するものですね。


障害年金とは、国民年金や厚生年金に加入している人が、病気やケガによって身体に障害が残った場合支給される年金のことです。
この情報は、国民年金の障害年金、「障害基礎年金」を不正に受給するものです。

障害基礎年金では、障害の重さによって障害の等級が決められます。
医師の診断に基づいて等級が決められ、重いほうから1級と2級に分けられるのですが、
その受給額が2級は年間792,100円(月額約66,008円)、
1級の受給額は年間990,125(月額約82,510円)となっています。

宣伝文の中の金額は、こちらの金額のことなんですね。。



で、このマニュアルなんですが、「うつ病」として障害年金を申請・受給しこの金額を手に入れようというものなんです。
うつ病でも程度によっては障害年金を受給でき、もともと障害年金を受給できるほどのうつ病を患っている人であれば全く問題ないのですが、全ての人がうつ病を患っているというわけではありませんよね。

では、どうするのか?というと…
マニュアルでは、「演じてください!」、とあります。


つまり、うつ病の「フリ」をして医師に診断書を書いてもらい、それで障害年金を受給しようというものなんですね。

救いようのないアホですね。。



障害基礎年金2級の判定基準は、
長期にわたる安静を必要とする病状が、日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のものをいいます。この程度とは、必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活は極めて困難で、労働により収入を得ることができない程度のもの。

このようになっており、受給にはもちろん医師のきちんとした診断が必要です。
医師も、あまりにもずさんな診断書を書けば、患者と結託して診断書を捏造したともとられかねませんので、適当な診断などするはずがありません。
認定はけっこう難しく、本当のうつ病の人でも、認定されないケースも多いです。

「半永久的」とも書かれていますが、一年に一度、医者の診断を受けなければなりませんし、そこで症状が認められなければ、当然ながら障害年金は停止されます。


審査も厳しく、また更新も多いので、うつ病を演じて障害年金を受給するなど、とても現実的ではありませんね。


「合法です」と堂々と書いてありますが、もちろん違法行為です。
不正受給が発覚すると、
国民年金法111条により3年以下の懲役または100万円以下の罰金
ケースによっては刑法犯(詐欺罪など)
このような罪に問われる可能性があります。


何よりも、本当にうつ病などの精神疾患を患い現実に苦しんでいる人から見れば、
「うつ病のフリをする」という行為は失礼甚だしいですね。。
腐ってますね。

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