さて。
突然ですが、落語でこんな小噺があります。
酒ぐせの悪い亭主とその女房の話し。
とまぁ、お金を工面するために自分の髪の毛を売ったというお話しです。
色んな昔話にもあるように、一昔前までは日本でも実際に髪の毛は売れたみたいです。
買い取った髪の毛は、例えばかつらにしたり、人形や演劇用に使っていたようですね。
日本だけではなく、外国でも髪の毛を売ってお金にする、という話しは数多くあって、
例えば「賢者のおくりもの」なんかはとても有名ですよね。
「体の一部を売ってお金に変える」と言うと、ちょっとエグい裏バイトのようにも聞こえますが、髪の毛ならば切ってしまえば基本的には不要なものですし、特に害などはありませんので、けっこう面白いかもしれませんね。
で、「そんなものどこで買い取ってくれるの?」というのが一番肝心な点ですが、
残念ながら今では、国内で髪の毛を買い取ってくれる専門業者は存在しません。
ウィッグや付け毛、かつら用など現在でも「人毛」にはかなりの需要が存在するというのは事実です。
ですが、カツラメーカーの人の話しによると、今の日本人の髪の毛はカラーリングやパーマをしてしまっているものが多く、また仮に染めたりパーマをかけていないものでも、合成シャンプーや整髪料などで相当傷んでおり、日本人の髪の毛は使い物にならないそうです。
人毛を使うのであれば中国や韓国、ベトナムあたりから輸入したものを使うそうですね。
ただ、専門業者で買取を行う業者はありませんせんが、団体・個人単位で買い取っているものはあります。
それが、こちらですね。
美さいくる工房・ラビットハンズ
舞台装飾小物製作の非営利団体。
カラーリングやパーマをかけた毛もOKだが、傷みすぎているものやレイヤーが多く入っているものは不可。
(詳細はHP参照)
40~50cmまでは…15、000円
50~55cmまでは…17、000円
55~60cmまでは…19、000円
以降、5cm単位で2,000円増し。
買い取りの金額は40cmで15,000円と非常に高額ですが、買い取り対象が長さが40cm以上のものとなっていますので、たとえ女性だからといってでも誰でもできるというものではありませんね。
また、こちらは資金調達困難のため2月より買取を中止していたそうですが(非営利団体だから仕方のないことですね)、そろそろ活動を再開するそうです。
興味のある方は問い合わせてみてください。
突然ですが、落語でこんな小噺があります。
酒ぐせの悪い亭主とその女房の話し。
亭主 「おい、もう一本つけろ」 女房 「もうないよ、お酒が…」 亭主 「ない? なけりゃ買って来い!」 女房 「買うお金がないんだよ」 亭主 「なけりゃ、なんでも売っ払えばいいじゃねえか。そのくれえの才覚をするのが、女房の役割ってもんだ。行って来い、こんちくしょう…」 言い出したら聞かないのを知っていますから、おかみさん、黙って出て行きましたが、すぐに一升持って帰ってきました。 女房 「はい、買って来ましたよ」 亭主 「見ろ、買えたじゃねえか、ざまあ見やがれ!」 女房 「でもね、おまえさん、この一升飲んじまったら、一生懸命稼いでおくれよ。もう、なんも売るものがないんだから…」 亭主 「売るものがねえって…じゃ、この一升は、何売って買ってきたんだ」 女房 「おまえさん、これだよ」 と、かぶりをとりますと、下から現れたのは、クリクリの坊主頭………。 亭主 「あっ、おめえ、そ、それじゃぁ…」 女房 「売るものがなかったからね。髪の毛を売って、一升買って来たのさ。だからおまえさん、明日からたのむよ、本当に!」 亭主 「うーん…おれが悪かった。かんべんしてくれ…」 と、さすがのご亭主が涙を流してわびをします。 それからすっかり和やかな雰囲気になって、仲よく一つ布団にくるまっていると、ご亭主、おかみさんの前へすーっと手をのばし、 亭主 「お、お、おい!」 女房 「…んん…なんだい、おまえさん…」 亭主 「ここに、あと一合分残っている…」 |
とまぁ、お金を工面するために自分の髪の毛を売ったというお話しです。
色んな昔話にもあるように、一昔前までは日本でも実際に髪の毛は売れたみたいです。
買い取った髪の毛は、例えばかつらにしたり、人形や演劇用に使っていたようですね。
日本だけではなく、外国でも髪の毛を売ってお金にする、という話しは数多くあって、
例えば「賢者のおくりもの」なんかはとても有名ですよね。
「体の一部を売ってお金に変える」と言うと、ちょっとエグい裏バイトのようにも聞こえますが、髪の毛ならば切ってしまえば基本的には不要なものですし、特に害などはありませんので、けっこう面白いかもしれませんね。
で、「そんなものどこで買い取ってくれるの?」というのが一番肝心な点ですが、
残念ながら今では、国内で髪の毛を買い取ってくれる専門業者は存在しません。
ウィッグや付け毛、かつら用など現在でも「人毛」にはかなりの需要が存在するというのは事実です。
ですが、カツラメーカーの人の話しによると、今の日本人の髪の毛はカラーリングやパーマをしてしまっているものが多く、また仮に染めたりパーマをかけていないものでも、合成シャンプーや整髪料などで相当傷んでおり、日本人の髪の毛は使い物にならないそうです。
人毛を使うのであれば中国や韓国、ベトナムあたりから輸入したものを使うそうですね。
ただ、専門業者で買取を行う業者はありませんせんが、団体・個人単位で買い取っているものはあります。
それが、こちらですね。
美さいくる工房・ラビットハンズ
舞台装飾小物製作の非営利団体。
カラーリングやパーマをかけた毛もOKだが、傷みすぎているものやレイヤーが多く入っているものは不可。
(詳細はHP参照)
40~50cmまでは…15、000円
50~55cmまでは…17、000円
55~60cmまでは…19、000円
以降、5cm単位で2,000円増し。
買い取りの金額は40cmで15,000円と非常に高額ですが、買い取り対象が長さが40cm以上のものとなっていますので、たとえ女性だからといってでも誰でもできるというものではありませんね。
また、こちらは資金調達困難のため2月より買取を中止していたそうですが(非営利団体だから仕方のないことですね)、そろそろ活動を再開するそうです。
興味のある方は問い合わせてみてください。
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私、先輩のことを好きになりました。
苦しくて苦しくて、誰かに言いたかった。
友達には、「好きじゃないし、ただの先輩恋愛対象になるわけないじゃん」
って言ってるんです。
誰か、相談に乗って…