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こちらは、地域限定のものになるんですけどね。
「ハブ」というヘビをご存知でしょうか?

そう、こちらですね↓


(画像をクリックすると動画が再生されます)


ハブは日本で最も危険な毒ヘビの一つです。

体長は最大で2メートルほど。
沖縄諸島や奄美大島に生息し、山地や森林、平地や民家の周辺など幅広い環境で活動しています。
その性格は獰猛で、自分のテリトリーに入った生き物はたとえ自分よりも体が大きい生き物でも襲います。毒性も比較的強く、咬まれるとキバから大量の毒液が注入されるのですが、手当が遅れたり、咬まれた部位などによっては、最悪の場合命を落とす可能性もあります。。

非常に危険な毒ヘビなんですね。。


で、今回ご紹介する裏バイトですが、このハブを捕獲するものです。
1匹あたり4,000円の報奨金が支払われます。
つまり一日で10匹捕まえれば、40,000円になるということですね。
捕まえられれば、の話しですが。。


実は、奄美大島の役所では、捕まえたハブ(生きたものに限る)を1匹あたり4,000円で引き取ってくれるんですね。
「なぜ行政がハブを?」と思いますが、一つには危険な毒蛇を駆除するということ、そして「血清」を作るために生きたハブが必要ということで、ハブの引き取りを行っているんですね。


「血清を作る」というのは、ちょっとピンと来ない方もいるかもしれませんね。

要はハブに咬まれた方の治療に必要となるものなんですが、
運悪くハブに咬まれた場合には、当然ながら病院へ行って治療を行わなければなりません。
で、病院では血清による治療が行われます。
血清によって体内の毒を中和させ、毒を弱めるんですね。
この血清を作るために、捕まえたハブから抽出した毒を使うんですね。

最近でもハブによる被害は多く、特にここ数年は沖縄県だけで年間に100人もの人がハブに咬まれる被害にあっているので、やはりこの「血清」というものがどうしても必要になってくるわけなんですね。。


ちなみに、「奄美大島の役所」と一括りにしましたが、島の中にはいくかの役場があり、それぞれで買い取りの金額が微妙に違うようです。
また買取にも上限があり、一定以上の捕獲数に達したら、その年は打ち切りとなってしまうそうですね。。

「それでも俺はやりたい!」
と夢に燃える方もいるかもしれませんが、そこは残念。
報奨金を支払う対象は、島民に限られるとのことです。。


というか、それ以前にハブは猛毒を持った非常に危険な毒ヘビですので、慣れない方が興味本位で近寄ることなどは厳禁。
万一旅先などで見かけても、絶対に近寄らないようにしましょう。

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コメント一覧

私は奄美の出身だけど、これは本当。
でも、たいがいの島民はハブの怖さを知っているからやらないけどね。

  • [2008/07/08 18:22]
  • 奄美人

私も沖縄に住んでますが、これは本当です。
だけど、これをやっている人は過半数が経験豊富なおじいさん達です。

  • [2008/07/15 13:47]
  • 名無しさん

養殖ハブOKですかね?

  • [2010/09/18 16:36]
  • 名無しさん
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