さて。

今回紹介するのは、発売前のAV（アダルトビデオ）を見てチェックするアルバイト。
好きな人にとっては、ある意味でおいしいバイトですね。。


多くの男性の方がご覧になっているアダルトビデオですが、
実はこういったアダルトな映像には、色々な規制がかけられています。

一例を紹介すると…
・無修正のものはもちろんダメ
・モザイクが薄すぎるのもダメ
・モザイクをかける位置がズレているものはダメ。
・画面の隅っこに子供が映りこんでいたりすのも、ダメ。
・タイトルやパッケージに「女子高生」などと入っているのはダメ。
・ベッドの頭の上に人気キャラクターのぬいぐるみが移りこんでいるのも、ダメ。
・女優が、自分の高校時代の制服を着ているのもダメ。

無修正以外であれば何でもありのように思えるアダルトビデオですが、
実際にはこのようにかなり細かい規制がかけられているのですね。。


アダルトビデオはAVメーカーが製作するのですが、撮影した映像をそのまま公開・発売してしまえばこれらの規制に抵触してしまい、悪質なものと判断されれば摘発されてしまいます。
ですので、市場に出ているアダルトビデオやDVD、PCゲームなどは必ず映像の処理を行い、内容に問題がないかなどのチェックを受けています。

で、それを発売前に最終的にチェックする役割を担っているのが、
有名な日本映像倫理審査機構（旧日本ビデオ倫理協会）やコンテンツメディア協同組合（旧メディア倫理協議会）などの業界の自主規制団体です。
自主規制団体はいくつかあるのですが、それぞれの団体に加盟するメーカーは、この自主規制団体のOKを受けて初めて、発売やレンタルを開始できることになっています。

で、今回ご紹介するのは、その自主規制団体より委託を受け、実際にビデオをチェックする団体でのアルバイトです。
[2012年06月02日追記：下記の募集ページは閲覧できなくなっています]

審査センター

給与：1,000円以上
勤務地：東京都杉並区
勤務時間：10:00～19:00
　　　　　　 週３日勤務～OK。
応募資格：性別・学歴不問
　　　　　　　20歳以上
待遇：服装自由
　　　　交通費全額支給
　　　　研修制度あり
　　　　昇給あり
　　　　個室ブースでのお仕事

けっこう待遇はいいですよね。
疲れたら休憩時間を自分で決めることができるという点も、なかなか働きやすくていいかと思います。

審査は３人体制で行い、１本の作品に対して２名の審査員がそれぞれ審査を行い、第３の審査員が両者の審査結果をもとに最終判断を下す…というような仕組みとなっているようです。

ただ、適当な仕事をして、問題のある映像をそのままOKしてしまったら、大問題となる可能性があります。
また、審査する作品は、メーカーや制作スタッフが情熱を込めて作った作品ですから、適当な理由をつけて「不合格」とすることもできません。

作業環境は非常に良いですが、責任のある仕事なのですね。。
「ただアダルトビデオを見ればいい」というものではありませんので、誤解の無いように。